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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第197話

【書評】人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則

公開日
2018.11.09
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

ある一群の知識を持っていることと知識が体系化されていることは,まったく意味が違う。ただ知識を集めるだけならネットで大抵のことは完結できる。でも体系化となると一定の視点に基づく情報の選択と並べ方が求められる。これはかなり難しい。

人手不足から採用ブームだ。採用に関する本が数え切れないくらい出版されている。どうすれば申込者を増やせるかあるいはどうすれば優秀な人を選択できるかなど切り口は多種多様。各自が自分の経験から導きだした方法論を披露して読者を魅了していく。

この本が他の採用に関する本よりも違うのは独自のノウハウというよりも人事と採用の知識を網羅的に体系化しているところにある。これは相当の経験がないとできないことだ。ある情報をどの場所に配置するかはまさに経験からしか決定することができない。

こういった骨太の一冊を読んでおくと新たな知識を得たときの定着力が違う。

中小企業は,大企業と違って投資できる資源に限界がある。採用がいかに大事だとわかっていても採用に投資できる資源は多くはない。だからこそ基本的な理論を座学で学んでおくことは投資資源の有効活用になる。どこにどれだけの投資をすればいいのかが推測することができるからだ。

採用についてどのようにやっていこうかと悩んでいるかは参考になる。