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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第193話

【書評】御社の「売り」を見つけなさい!

公開日
2018.10.31
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

中小企業が生き延びていくためには,選択と集中が必要となります。大企業のような資本力がないために総力戦に持ち込まれるとどうしても価格競争に持ち込まれてしまって敗れてしまいます。これは士業のサービスにおいても同じです。小さな事務所が存続していくためには,他の事務所との差別化をどのように明確にしていくかがポイントになります。

ですが問題となるのは,自社の強みって自分ではわかりにくいということです。第三者の目を通した観察によってはじめて自社の強みが浮き彫りにされて売り方も見えてくることがあります。本書はそういったプロセスを整理したものになります。

著者が中小企業の強みを整理するうえでの視点は次の表現に集約されています。

そのときから今に至るまで常に述べているのが、先述した成功の3要素、「オンリーワンである」こと、「継続する情熱がある」こと、「行動力がある」ことです。じつはこれは、既存の企業が新たに事業を立ち上げたり、新商品の開発・展開をする場合においても必要なことです。

このなかの要素で個人的に強く納得するのが継続する力です。オンリーワンであることも行動力があることも大事ですが継続力って意外と見落とされています。

社長って好奇心が強い人が多いです。好奇心が多いからこそいろんなことに挑戦する度胸がでてきます。ですが好奇心がときに継続する力を分散させることもあります。新しいことを始めるとなかなかうまくいかないのが普通です。事業計画を立てて計画通りに展開したらむしろ不自然でしょう。わからないことが山積みだから新事業なわけでやってみないとわからないところがあります。

うまくいかないからといってすぐにあきらめてしまうと結果につながりません。早急な結果を求めすぎるためにうまくいかないことって想像しているよりもあるものです。つまらないことや思うようにいかないことでつぶされず淡々と仕事ができる能力は,事業をするうえで過小評価されています。

僕は,採用においてひとつのことをこつこつやりぬく能力というものを大事にしています。

自社の強みをちょっと冷静にとらえてみたい人におすすめです。