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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第195話

がんばっても結果がでないときにやってみるべきこと

公開日
2018.11.07
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

なんだか絶望的かもしれませんががんばっても期待した結果にならないことがある。むしろ期待した結果になる方が珍しいかもしれない。

僕らは,努力すればいつかは報われると無条件に習ってきたうえに信じている。それはある意味正しいのかもしれないが現実の暮らしのなかでいつやってくるかわからない「いつか」を夢見る子どものように待っているわけにはいかない。どうしても「期限」というものがある。

一定期間内になにがしかの結果をださないといけない。これが結構なストレスになる。がんばっても(期限内に)結果がだせずに悩むことは誰だってある。こんな僕でも司法試験に落ちたときにはそれなりに落ち込んだ。

僕は,普段の仕事のなかで「がんばる」という言葉を使わないようにしている。むしろあえて使わない。はっきりいって「がんばる」という言葉には,それ自体に意味があるわけではない。一心不乱にひとつのことに集中するという意味なのかあるいは背伸びをするという意味なのか。人によってがんばるという言葉の意味はかなり違うし数字で表現できるものでもない。がんばるという言葉に頼るほどになんら根拠のない精神論に陥ってしまう。

僕は,仕事で「がんばることより大事なのは努力の方向性」と説明する。

冷たいことを言うようだけど仕事は結果であってプロセスではない。プロセスが大事と言われるがお金を払う側からすれば結果こそすべてだろう。仮にプロセスが大事だと言っても正確には結果に紐づいたプロセスが大事という意味だ。どれだけ意識と時間を費やしてもゼロ点はゼロ点でしかなく評価の対象にならない。

僕は,スタッフがうまく結果がだせないときには努力の方向性が間違っていないかフィードバックする。努力の方向性が間違っているといくら時間をかけても結果に至らない。むしろ期待した結果から乖離してしまうことになる。努力している人は,自分の努力の方向性があっているのかどうかなかなかわからない。経験したことがないから。そのため歩き続けて迷子になってあきらめてしまうことになる。

僕は,スタッフに教えるときにはなにより到達する地点を明確にすることからはじめる。「なにをいつまでにできるようになるのか」を数字を用いて説明をする。そのうでどうやって到達地点まで至るかのプロセスを説明しつつ間違っていたら修正をかけていく。

ここで大事なのはなぜ方向性を間違ったかを冷静に考えることだ。ここがトップの仕事。たいていの場合には,僕の説明が不十分なことが多い。つまり教える側のスキルに問題がある。ある意味では自分の教え方の修正を自分でやっているようなものだ。

こうやって少しずつ修正しながら結果に至る。それが自信になって欲しい。