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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第213話

とにかく短くしてください

公開日
2019.01.31
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

弁護士を数年していると人前で挨拶を求められることが増えてきた。いつも聞く側だったのでいざ壇上で話をするとなるとなかなか頭が痛いものがある。正直なところスピーチは苦手だ。法廷で話をしている方がルールも決まっているので話しやすい。

挨拶を勧められる方としては,「なにか気の利いたことを」と思って声をかけてください。たいていの場合「気の利いたことを話そう」と努力するほどにまったくぐだぐだな話をしてしまい誰もなにもわからないという結論に至りやすい。話した本人でさえてなにを話したかわからないということも珍しくない。

スピーチの上手な人はうらやましい。うまい人はなにを話してもうなってしまう。あれは本当に不思議なものだ。努力してなれるなら努力の仕方を教えてもらいたい。こう見えても話し下手を改善するべくいろんな話し方入門の本を読んだものの効果はあまり感じていない。いろんな知識を読んだあげくの第一声が「えー」だ。人生そんなものである。

そんな僕ではあるがただひとつこだわりがある。それは話を短くすること。これだけは死守している。話の長い人につきあうのは誰にとってもつらい。そういうときは本人は悦に浸っているから対応に困ってしまう。「ちょっとひとこと」と言い始めて15分ノーブレスで話しきった人にはある意味で感心した。「よくここまで意味のないことを話しきりました」と。いやほんとすごい。

こういうことは不幸にする。そういうわけでスピーチは3分以内をこころがけている。3分もあれば伝えることはたったひとつ。ひとつだからこそ伝わることはあるだろう。そんなわけでスピーチの原稿とにらめっことしているのがまったく進まない。短いアイデアしか浮かんでこないのにこんなブログを書いている。人生そんなものである。