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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第205話

なぜ締め切り効果がうまれるのかを考えてみた

公開日
2018.12.12
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

このところ風邪をひいてノックダウン。「この歳になると体調変わるよ」と周囲から言われていたが納得した。今年はなんだか風邪に悩まされる日が多かった。弁護士になってからあまり風邪は引かなくなったと感じていたのに。肉体的な衰退は避けては通れぬものぞと痛感。来年はありきたりだけど自分の体調管理を第1順位に位置づけよう。「自分中心か」と言われそうだが自分が倒れたら周囲にも確実に迷惑かける。その意味では自分の身体をキープするのは周囲に対する最大の配慮だろう。

さて平成最後の12月も半ばになりつつある。この時期になるといろんな意味で締め切り効果を感じる。「年内に決着をつけないと」という強迫観念に近いものがものすごい勢いで迫ってくる。そして実際に終わるから不思議だ。

こういった締め切り効果は誰しも経験したことがあるはずだ。もし経験したことがないならきっと周囲に迷惑をかけている。

ではなぜ締め切りがあるとがんばれるのか。

あたりまえだが「解放される瞬間」が明らかになるからだろう。そもそも締め切りがあるというのは一定の責任を負っている。責任なき締め切りというものはないだろう。僕らは,そういった責任を負担としてとらえてしまう。だからできるだけ早く解放されたいけどいつ解放されるかわからないことが多い。

この「いつまで続くかわからない」というのは,それなりの精神的負担だ。今日かもしれないし1年後かもしれない。そうなると精神衛生上とてもつらい。少なくとも僕にはあまりにも辛い。

僕は,できるだけ事件を速く回転させたいと考えている。スピードをもった解決はクライアントにも利益なうえに自分の精神衛生上もいいから。「数年にわたりじっくり」というのは自分の性格的にもあわない。

締め切りがあるというのは,「なにがあっても終了」というある意味で強制力を伴った解放の瞬間だ。なんとなくその時点でいろんなものが変わるという気持ちになれる。だから駆け抜けることができるのはないだろうか。期限がないといつまでも完璧な物を求めるばかりで完成した物ができなくなる。それだと仕事にならない。それに完璧な物などいくら時間を要してもできるはずがない。誰も完璧な物を知らないのだからなにをもって完璧なのか評価しようがない。

そんなわけで今年もあと少し。後悔しないように締め切り効果全開で頑張ります。