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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第207話

僕はなぜはたらくのか

公開日
2018.12.22
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

「なぜ僕らは働くのか」

まじめに働く人ならどこかで考えることがあるだろう。僕も自分で事務所を構えてみてからというものしばしば問題にぶつかるたびに考える。考えようとして考えるというよりも気がついたら考えている。この疑問についての正解はないだろう。自分の立場によってとらえ方はいろいろあるはず。

先日,事務所の忘年会を小さいながら開催した。たった6名の小さな事務所だからひとつの部屋に集まって片よせあっての忘年会。とりたててなにか気の利いたイベントがあるわけでもなく乾杯して笑ってご飯を食べる。どこにでもあるような忘年会のシーン。

でもこういった時間を過ごすたびに「まぁ大変だけど頑張ってよかったな」とつくづく感じる。やっぱり職員が気さくに笑っているのを見るのはうれしい。少なくとも自分にとって働くというのは職員の幸福を実現することだ。

事務所開業したときには弁護士1名と職員2名しかいなかった。そのころ実質的には仕事なんてまったくなかった。それでも職員を2名も採用していた。どうなるかわからないのによくついてきてくれたものだ。しかもふたりともまだ勤務してくれている。開業初日に職員2名を前にした挨拶はいまでも覚えている。1週間くらい考えて立派な文章を作成した。あとにもさきにもこれだけ時間をかけて挨拶文章を考えたことはない。(そもそもかけるだけの時間がない)

でもふたりを前にして全部挨拶を捨てた。そしてひとこと「僕は不器用だからきっと苦労かけます。でも僕はみんながずっと働ける職場をつくりたい」とだけいった。たしか職員らは意味もよく分からず笑いだしたような気がする。今となっては自分として何を伝えたのかったのもよくわからない。ただあの宣言は正しかったと確信している。

僕らはいつも理想と現実の狭間に足をすくわれてもがいている。そういときに「大将しっかりしてよ」と言われると救われる気持ちになる。こんなところでこけている暇はない。働くことの楽しみはそうった支えあいを感じることではないだろうか。

今年ももう少しで終わってしまう。このメンバーで過ごせたことは本当に幸せなことだ。