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ブログ 浜辺の事務所から

日々の出来事を徒然に綴っています。

ブログ 浜辺の事務所から 第203話

社長の話を伺って自分の身も引き締まった

公開日
2018.12.06
投稿者
島田 直行( 所長弁護士)

このところブログの更新が疎かになっていた。理由は極めてシンプルでいろいろしんどいことが連チャンしていてなかなかブログを更新する気にならなかったから。ある文章を書くには,それなりのエネルギーが必要なわけですよ。こんな小さなブログですら。だから「なんだかやりきれないねぇ」とメンタル的な負担がドンとやってくるとなかなかつらい。筆が重い。

僕は,自分の感情をできるだけ冷静に眺めるように努力している。それでもまったくうまくいかない。ついつい自分の感情に押しつぶされるようになってしまう。ドツボでどうやってこういう感情から脱却されるかもだえるほどに足をすくわれるようなものだ。

そんなもやもやがいっきに吹き飛んで背筋が伸びることがあった。

とある顧問先の社長の話を伺うことができた。経営について自分の言葉でしっかりを説明をされていた。内容はもちろん書けないがまさに襟を正すほどの緊張感と展望にあふれた素晴らしいものだった。言葉に重量感があるのは裏打ちする経験があるから。言語とは,不思議なもので発言した方の背景にあるものも非言語として伝わる。

そんな社長の話を受けて挨拶をさせていただいた。文案は考えていたのだがあえて利用しなかった。せっかくの雰囲気を壊すような気がして演壇にたって感じたままのことをお伝えした。「この瞬間に伝えるべき」というものが生まれるときがある。まさに今日の挨拶はそういうものだった。何かを考えながら語るのではなく話したいことを話すというものだ。当然ながら論理的でもなければ脈略もない。「いったい何を言いたいの」とあとから言われるかもしれない。でもこういう言葉こそ相手には伝わるものなんですよね。なんというか脚色のない言葉。

自分として何を話したのかもはや記憶も曖昧です。ひとつ記憶しているのは事業の定義について。僕らは,自分の仕事の定義を曖昧にしたまま取り組んでいることがままある。「あなたの仕事はなんですか」と質問されたときにどのように回答するか。それによって社員の意識が違ってくる。

よく言われるように同じレンガを積み上げるだけでも「壁を作っている」と回答する人もいれば「百年続く教会を建てている」と回答する人もいるだろう。当然ながらモチベーションも違ってくる。

僕は,社員のモチベーションをあげるためのひとつの方法として事業の定義があると考えている。別に壮大なことやかっこいいことを言う必要などない。むしろ歯の浮くようなことを連ねても社員には何も伝わらない。手垢のついた社長の執念のようなものこそ事業だ。

すべての仕事は間接的に誰かとつながって社会に貢献している。そこをしっかり説明することが事業の定義になる。目の前の仕事と社会がつながったときにモチベーションがうまれてくる。そのラインをしっかり描くのは社長の仕事。

自分で話しながら悩んでいた自分が恥ずかしくなった。そんなわけで島田直行の復活です。笑