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ママ友にひそむクレーマー

「ちょっと知り合いがママ友の関係で悩んでくるから頼むよ。」

このようなママ友の間のトラブルは少なくありません。いたって良好だった関係なのにいきなり豹変してあらぬ噂を周囲に述べるようになります。「なんでこんなことになってしまったの?」と憔悴して事務所に相談にいらっしゃるご夫妻は少なくありません。

この手のケースでは,相手の態度がいきなり変わることが特徴的です。具体的な原因も特定できないために対処に苦しむことになります。

そしてママ友同士のトラブルでは,直接的に批判することはあまりありません。周囲のママ友らへ根拠なき事実を伝えて間接的に攻撃をすることがあります。当事者は,間接的に攻撃されることで本当に滅入ってしまうわけです。

ママ友らのトラブルでは,周囲を巻き込むことが特徴的です。第三者を巻き込むことでまったく事情を知らない人は困惑していきます。クレーマーは,第三者が距離を置くことを認めません。「自分の味方か敵か」という判断を第三者に強いるようになります。自分のポジションを明確にしたいために敵と味方という対立構造を明確にしたがります。

敵か味方かと質問された第三者としては,できるだけ関わりたくないためにあいまいな言葉でお茶を濁したくなります。クレーマーは,あいまいなスタンスを許さないのでどちらかの立場につくのか強く求めてきます。話が広がることをおそれてクレーマーに同調するようなスタンスを示すとしだいにクレーマーの意見に引き込まれていくことがあります。

このようなプロセスを経て特定の人がクレーマーのターゲットになってきます。いわれなき批判を受けるターゲットの人は,本当につらい立場になります。とくに自分の子どもにも被害があるのではないかと不安になられています。

こういうケースでは,学校に相談したらなにか解決してくれるのではないかと期待する人もいます。学校が仲介にはいってうまくいけばいいのですがなかなか簡単にはいきません。学校としては,いずれも保護者という立場にあります。学校の立場からして一方だけを支援するということもできないでしょう。

あるいはよくある失敗は共通の知人を仲裁にたってもらうことです。交渉のプロでもない人が仲裁をしてもかえって話を複雑にするだけでしょう。(こういう仲裁が大好きな人もいるのですがうまくいったというケースを僕自身は聞いたことはないです。たんにしゃしゃりでるの好きというだけで終わりがちですね。)

僕は,こういうケースもクレーマーの一部として対応するようアドバイスしています。必要であれば弁護士をつけて白日のもとにするのもひとつです。

ママ友のクレーマーでは,「誰が何を言ったのか」がはっきりしないことがたたあります。「〇○さんから聞いた話だと」みたいな伝聞があまりにも多いのです。ですから情報のソースがどこなのかをまずきちんと見極めてから証拠を確保していきます。

そのうえで必要であれば司法的手続もします。クレーマーは,「ママ友同士のトラブルなんて裁判沙汰にはならない。」と安易に考えている人もいます。ですからあえて訴訟をして事実を明らかにして司法的判断を求めることがあります。僕は,それが自分の行動と発言について大人として責任をとっていただくことだと考えています。

良識ある人であれば,「ことを荒立てたくない」と感じるでしょう。その感情は,どうしても根拠なき批判についてじっと耐えるということになりがちです。僕もできるだけ穏便に事案を解決したいと考えて行動しています。事務所の方針として交渉による穏便な解決を目指しています。ですがやはり「これはもうだめでしょう」と考える時には,毅然とした態度で立ち向かうことも必要です。

このとき注意するべきは,なにをどこまでするのか事前に決めておくことです。素人の人が毅然とした態度でといっても具体的何をどこまでするべきかイメージできないでしょう。そのときには弁護士を代理人につけることをお勧めします。弁護士であれば,なにをどこまでするべきかがわかるからです。この「なにをどこまでするか」というのが弁護士の腕の見せ所になってきます。