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経営者の方々へ

債権回収

一刻も早く回収して経営の安定を

借りたお金を返済しない人には,なんとなく共通する3つの傾向がありますね。

僕の事務所には,債権回収の依頼もあります。会社同士のやりとりもありますが個人的な貸し付けについても依頼があります。みなさんも御自分や知り合いの方が金銭の貸し借りでトラブルに巻き込まれた人とかいませんか。

借金を返済できない理由は,いろいろあるでしょう。基本的には返すカネがないから支払うことができないということにはなります。ただなかには「最初から返済する意思なかったのではないか?」と疑いたくなるようなケースもあります。カネを貸すというのは,いつも返済されないリスクがあるということを自覚しておくことです。ときに自分の預貯金の大半を貸してしまったというケースもあります。こういうケースでは,相手が返済しなければ誰も助けてくれません。

さて最初から返済する意思なくしてカネを借りるような人には,それなりに共通する傾向があります。

1 具体的な根拠のないのに自信だけがある

「このプロジェクトがうまくいけば」「絶対に迷惑をかけない」など情熱的に語る人は怪しいものです。なぜなから情熱を語るに足りる根拠がないからです。なんとなく我々は,情熱>事実と意識しているところがあって「情熱的に語る人は信じるに値する人」と誤解しがちです。ビジネスに情熱は必要かもしれませんが返済能力には無関係です。

このタイプの人は,質問が事実に基づくことを嫌悪します。「そのプロジェクトの客観的な資料を教えて」「いくらの資産をもっているのか開示して」など質問しても曖昧に回答されるだけです。なかにはあえて激情する人もいます。「友達同士なのになんで信じてくれない!」など。激情することで事実ベースでの議論に持ち込まれることを避けようとするわけです。

だいたいこのタイプの人は,本当に働いているのかすら怪しいときがあります。どこぞの有名企業に勤務しているといってもきちんと源泉徴収票や給与明細で確認するべきでしょう。個人事業主であればなおさらどういう仕事で誰と取引しているのかも本人の言い分以外で確認するべきです。

かつて「なぜ根拠も示すことすらできないあなたの話を手放しで信用することができるのかを教えていただきたい。」と切り返したことがあります。

2 とりあえず切迫した状況を演じる

「明日までになんとかしないと」「この瞬間だけでも助けるとでも思って」など切迫した状況をまくし立てる人も怪しいです。仮にそういう状況だとすれば,自分で計画性がないことを認めているようなものです。(もちろん突発的なできごともあるかもしれません。そういう場合には貸す側としてできごとの内容を確認するべきでしょう。)

そうではなくあえて切迫した状況を演じるケースもあります。これは貸す側に時間的猶予を与えなくすることで冷静な判断をさせないためです。人は,「すぐ決めないといけない」という状況にあると冷静な判断ができなくなります。それは手元の情報を整理して考慮することができないからです。

3 知り合いの名前をひたすらあげる

有名な人の名前をひたすらあげる人も注意してください。こういう人は,自分に語るべき実績や信用がないため他人の信用を拝借します。「〇○さんと友人で」「〇○会社の社長と懇意」などが典型的ですね。

誰かを知っているといっても親交の度合いが違います。こちらは友人でも相手としては「誰?」ということがままあります。それに仮に知り合いだとしても知人だからといって肩代わりするとは限りません。(肩代わりすることが珍しい。)

「ではその方にいちどお会いして本件について話をさせてください。」と言ってみてください。いろいろ理由をつけて会わせてくれませんから。

つまるところ自分は自分で守るほかないです。怪しいなと感じたら貸さないことがもっとも安全な方法ですよ。