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労働事件

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著しく成績不良の従業員への指導方法はどうしたらいいでしょう?

「今いる人材だけで何とか事業を発展させたい」と,あなたも考えているのではないでしょうか? 中小企業は,構造的な人手不足の中で必死に経営をされています。

ただでさえ人手が足りていないのに,さらに成績不良の従業員にも悩まされますよね。不満の一つでも口にしたくなるかもしれませんが,誰しも経営者が求める能力を持っているわけではありません。個人の能力に差があるのは当然ですから,成績が悪いというだけでは解雇の理由になりません。この点は十分に注意してください。

ですが,成績不良の従業員を放置するわけにはいきません。例えば同じ仕事をAは時間内に処理できるのにBは残業になってしまう場合には,成績の低いBが残業代を受け取ることになります。これではAは,不満を抱いて会社を辞めてしまうかもしれません。優秀な人材が社内から流出する典型的な事例です。

Bの能力だから仕方がないと諦めるのではなく,きちんと指導をしていく必要があります。経営者は,人材教育という言葉は好きでも忙しさからなかなか実行しません。それではいつまでも強い組織を作り上げることはできませんし,残業代を減らすこともできません。

成績不良の従業員に対する指導のポイントは,企業の求める水準と従業員の水準を明確にすることです。ここでいう「明確」とは,数字で表現するということ。ゴールを明示しないまま「頑張れ」と叱咤激励しても単なる精神論にすぎず,努力の方向性が定まらないわけです。

例えば「手紙を書くスピードを上げなさい」と指示されるのと「1時間で30枚の手紙を書いてほしい。あなたは現在1時間で15枚の手紙を書いてくれている。どうしたらもっと効率的になるか考えてみよう」と指示されるのとでは,どちらが分かりやすいですか?

指示はきちんと書面でするのがポイントです。口頭での指示だけでは,指導があったどうか客観的に分からないから。こういった指導書面は,万が一裁判になった場合に証拠として利用することができますので,ぜひ実行に移すことをお勧めします。

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