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なぜ相続問題は解決までに時間がかかってしまうのか?

事務所では,相続案件の依頼が相当数あります。これまで200件を超える相続の相談に対応してきました。そんな経験からいえるのは,相続問題の解決には時間がかかるということです。

家庭裁判所に遺産分割調停をだすと平均約1年かかるといわれています。調停は基本的に月1回のペースで展開されますので12回の調停期日が開催されることになります。私は,できるだけ早期解決を目指すので短いものであれば1回目の期日でまとめたものもあります。逆に最長では5年間にわたり調停をしたことがあります。

相続トラブルが長期化しやすいのは,どうしても親族間の感情論になってしまうからです。よくあるのが過去の出来事を双方が言い始めて具体的な財産のわけ方まで話がいかなくなるというケースです。このようなケースでは,具体的な財産のわけ方に軌道修正するまでが結構大変だったりします。

もちろん財産のわけ方を検討するため過去の話を聞かないといけない場合もあります。たとえば長男が過去に父から財産を贈与されていれば最終的な財産のわけ方で考慮しないといけないでしょう。あるいは次女が父の生活費をだしていたというときでも考慮しないといけません。

ですが多くケースでは,どうしても「主張」だけで「資料」がないのです。せめて日記でもあれば話は違うのですが実際には親族のことであることや手間がかかることからなにも資料がないことが少なくありません。結果として「こうなんだ」「いやちがう」というたんに主張レベルでの応酬で時間ばかりかかります。

遺産分割調停をはじめるさいには,過去の出来事に触れるさいには資料があるのかどうかを見きわめる必要があります。そのうえでどこまで主張を展開するのかを判断します。

それともうひとつは,最初から最終的なわけ方のたたき台を作成しておくということです。これは私の事務所の方針であって一般的なやり方でありません。ですが何事もゴールを予め決めておかなければ議論の方向性を決めることができず同じところをぐるぐる回るだけで終わってしまいます。

そこで事務所では,クライアントともにひとつのモデル的なわけ方を事前にざっくり決めています。それに向けて調停を展開していくことになります。早い段階で相手に提示することもあれば,交渉の経緯を見定めながら提示していくこともあります。いずれにしても「これでどうでしょう」という具体的な提案がなされないと相手も賛成・反対という意見になりません。仮に反対されれば,なにに反対しているのかが明確になるので議論が進みやすいわけです。

このようなスタイルを採用するには,やはり遺産分割についての知識と経験が必要です。とかく自分でやってしまうと自分だけに有利な提案になってしまい相手の感情にさらに油を注ぐことになります。バランスの取れた内容でかつこちらの希望が反映されている案を作成するのは職人的な技量が必要です。

遺産分割でもめそうならご相談ください。

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