日経新聞に広告が掲載されました!あとは読むだけ

投稿者:
島田 直行(弁護士)
2021.06.11 (更新日:2021.06.14) 経営者の方々へ

本日の日経全国版に新刊「社長、その事業承継のプランでは、会社がつぶれます」(プレジデント社)の広告が掲載されました!関係者の皆さんありがとうございます。瞬間最大風速でAmazonカテゴリーランキング1位で総合でも94位まであがりました。さすがに日経新聞にでると影響が違いますね。こんな地方都市の無名の弁護士でも100位内に食い込んでくるわけですから。

こうやって経営3部作がひととおり完結すると感慨深いものがあります。もちろん内容は荒削りですし他の方からすれば「おいおいこのレベルかよ」というツッコミもいろいろあるでしょう。でも自分の考えを自分の言葉で表現することができたことに個人的には満足しています。「いつか本を書いてみたい」というひとはきっと少なくないでしょう。とくに士業の方であればなおさらかもしれません。「書いてみたいけど自分には無理。文才がないから」と謙遜される方も少なくないですが,そういったことは経験者としてまずないです。ひとつのビジネス書をかきあげるうえで文才というのはさほど障壁にはなりません。同様にコンテンツにしてもたいてい皆さんの内部にすでに書くべきネタというものがあります。難しいのは,ネタを探すことや表現をひねることではありません。悩むのは,自分の失敗を直視することです。

僕よりも知識が深い弁護士の方など星の数ほどいらっしゃいます。それでもいこうやって本を執筆させていただくことができるのは自分の失敗を直視することができるからです。ひとがなにかを学ぶのは,成功ではなく失敗。自分の失敗を直視するのはなかなかつらいものがあります。でも小さな失敗を繰り返すからこそひとは感度や精度を高めていくことができるのも事実です。僕には,そういった失敗事例が山のようにあります。情けないことに。だからこそ「実務ではどうやって解決するべきか」について語ることができるわけです。誰しも失敗をしたいとは願っていません。簡単なミスによる失敗はプロとしてあってはいけないことです。ですがいかに注意しても予想しない展開で失敗することはあるわけです。失敗しながらなんとかリカバリーしていく。そういった一連のプロセスこそ読者が本当に知りたいことに他なりません。

士業にありがちなことですがクライアントは,詳細な知識が欲しいわけではありません。欲しいのは具体的な解決であり結果。そこから離れて抽象的な議論をいくら伝えたとしても相手の心情には響きません。「いいはなし」で終わってしまいます。今回の本にしても読者から多いのは,「身につまされる内容で読むのがつらかった」というのものです。それほどリアリティに踏み込んだコンテンツということです。

おそらく読者は,ビジネス書においても高揚感や興奮といったものを求めがちです。でも現実はとても平凡でありふれたものばかりです。でも平凡な話のなかにこそ真実があり本当のリスクが潜んでいます。本書もおそらく経営感覚がないひとが読んでもぴんとこないでしょう。でも経営センスがいい人は「これはまずい。自分も動かないといけない」と前のめりになります。いわば読者を選ぶ本です。ぜひ手に取っていただければ幸いです。自社の繁栄は自分でしか作ることができませんから。