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花粉と、ミモザと、悪循環の話

島田 直行 弁護士:島田 直行 投稿日:2026.03.19

春が来るたびに、目がやられます。

花粉症というやつは、毎年律儀にやってきます。この時期になると目がかゆくなり、充血し、ただでさえ朝から晩までパソコンを見ている目には、かなりの試練です。目が疲れると肩が凝る。肩が凝ると集中できない。集中できないと仕事が進まない。悪循環というのは、きっとこういうことを言うのでしょう。

弁護士という仕事は、書面を書き、資料を読み、画面を見続ける仕事です。目を休める場面が、構造的に少ない。デジタル化が進んだぶん、紙をめくる時間も減りました。昔はそれなりに目線が動いていたはずですが、今はひたすら同じ距離の画面を見続けています。春の花粉と、この目の疲れが重なると、三月から四月というのはなかなか手ごわい季節です。

そんなときの気分転換が、わりと大事だと最近感じています。

意識的にやっていることが二つあります。一つは本を読むこと。仕事と関係のない本を、少しだけ読む時間をつくる。もう一つは、花屋さんに行って花を買うことです。花を買うというのは、自分でも少し意外な習慣でした。いつのまにか、気がついたらそうなっていた、という感じです。

この時期はミモザが並んでいます。

ミモザ自体が花粉を持っていることは、花粉症の人間としてよく知っています。それでも、ついつい買ってしまいます。黄色というのは、冬にはほとんどない色です。それがふわっとした丸い粒のかたちで枝いっぱいについている。トゲトゲしたところがなく、眺めているだけで春の空気を感じます。花屋さんに入った瞬間の、あの黄色の広がりは、目の疲れにじんわり効く気がします。気のせいかもしれませんが。

プレゼントに送ることもありますが、たいていミモザだけで贈ります。

花束というのは、いろんな花を組み合わせることが多いのですが、あえて一種類だけにしぼると、かえって見ごたえが出ます。ただ、それができるのは、その花に十分な力があるときだけです。中途半端な花を一種類だけ並べても、そっけない印象になってしまう。一輪では地味に見えるような小さな花でも、集まることで存在感を持つ。ミモザはその典型だと思っています。

小さなものが集まる、というのは一つの力だな、と花を眺めながら思います。

仕事の話に引きつけるつもりはないのですが、どうしても考えてしまいます。一つひとつは小さな積み重ねでも、それが束になったときに初めて見えてくるものがある。そういう仕事の仕方を、自分もしていきたいと思っています。

花粉はつらいけれど、ミモザを買いに行く口実にはなっています。

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