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「無理に休む」がいちばん疲れる

島田 直行 弁護士:島田 直行 投稿日:2025.08.18

今日は連休明けの初日。なんだか、今年は連休が思ったよりも長く感じましたよね。もちろん「休める」というのはありがたいことではあるのですが、実は私にとっては少し悩ましい面もあるんです。大きく分けて、二つ。

一つ目は、やっぱりペースが乱れてしまうこと。世間的には「せっかくの休みなんだから、しっかりオフにしよう」と言われますが、私の場合、完全にスイッチを切り替えるのがあまり得意ではありません。というより、仕事と休みをきっちり分けるというよりは、「ちょっとだけでも仕事に触れていたほうが落ち着く」という感覚なんです。

多分これは、個人で仕事をしている人あるあるかもしれませんね。完全オフにしてしまうと、どうしてもその分、連休明けに仕事がどっと押し寄せてくる。そうなると、せっかく休んだのに、精神的にはむしろ疲れてしまうという不思議な現象が起きます。だから私の場合は、連休中もちょっとした仕事だけはやっておく。そうすると「今日も少し前に進んだな」という感覚があって、逆にリラックスできるんですよね。

「休むためには仕事から完全に離れなきゃダメだ」といったアドバイスもよく耳にしますが、実はそれがプレッシャーになる人もいると思うんです。だからこそ、自分なりのペースを見つけることが大事なんじゃないかなと感じます。「無理に休む」がいちばん疲れるって、最近よく思います。

そしてもう一つ、連休がつらい理由。それは、連休明けにメールや電話が一気に押し寄せてくることです。おそらく、連休中に何かしらの出来事があって、それがすべて休み明けに集約されるんですよね。なので私は、連休明けの初日には、なるべく予定を詰め込まないようにしています。予定を入れてしまうと、その対応だけで一日が終わってしまって、他のことに手が回らなくなる。しかもその対応がまた新しい対応を呼ぶというループに入ってしまうんです。

開業したばかりの頃は、そんなこともよくわからず、とにかくスケジュールの隙間を全部埋めるのが正義だと思っていました。でも、結局それで自分の首を絞めて、泣きそうになることもありました。今になってようやく、仕事にも休みにも「リズム」があるんだということを実感しています。自分の平均的なパフォーマンスを維持するためには、そのリズムを見極めて、ちゃんと自分のスケジュールに反映させることが大切なんですね。

人間は、失敗からしか学べない。そう思うと、昔の自分の苦い経験も、今ではちょっとだけ愛おしく感じるものです。

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