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優先順位なんて無理、ならば

島田 直行 弁護士:島田 直行 投稿日:2025.05.27

らなければいけないことが、いくつも重なってくるときってありますよね。仕事でも家庭でも、気がつけば「これも急ぎ」「あれも話をしなきゃ」「あの件も対応が必要」と、どれも優先度が高く感じられて、手が止まってしまうような瞬間です。

そんなとき、本やネットでは「優先順位をつけましょう」とよく書かれています。でも、実際にはその優先順位を決めること自体が難しい。急ぎのものばかりが並んでいる中で、どれか一つに順位をつけるなんて、かえって混乱するばかりです。

私はそういうとき、「とりあえず今できることをやる」という姿勢が大事だと感じています。優先順位を考える時間すら取れないほど忙しいなら、あれこれ悩むよりも、目の前にある小さな一つを終わらせてしまう。完璧な順番で動けなくても、何か一つでも進めば、状況は確実に動きます。

それに、大きな仕事をいきなり完璧に片づけようとするのは、ハードルが高すぎて気持ちも萎えてしまいます。むしろ、小さく区切って「これは5分でできる」「これは10分で終わる」と考えて動くほうが、精神的な負担も軽くなります。

私はよく、短いすきま時間に簡単なメールを書いたり、資料の下書きを少しだけ進めたりしています。そうすると、「何かを進められた」という感覚が生まれて、気持ちが少しずつ前向きになるんです。

忙しい毎日の中で、「考えることをやめる」というのも、ある種の選択肢だと思います。考えても整理できないなら、まずは手を動かしてみる。そうすれば、自然と次にやるべきことも見えてくる気がします。

「全部急ぎで、全部大事」。そんなときこそ、肩の力を抜いて、「今できることを一つだけやる」。それで十分。そうやって、少しずつでも前に進んでいければいいのではないかと、自分に言い聞かせています。

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