選考方法について
このページでは,事務所の選考方法について簡単にお伝えします。選考方法は,弁護士あるいは事務スタッフのいずれも基本的に同じです。事務所では,スキルや経歴よりも事務所の価値観や理念を共有していただけるかという視点から検討させていただいています。「この事務所はなんとなくおもしろそう」と感じられたらいちど申し込まれてみてください。
Step1 ネットでお申し込みください
まずはこのサイトの内容をひととおりご覧になって事務所のイメージを把握なさってください。そのうえで「この事務所はおもしろそう」と感じていただければ,ネットでお申し込みください。
「自分の能力でできるかな」という不安があればまったく気にしなくて大丈夫です。仕事のノウハウは手順を追ってお伝えします。むしろ「誰かのためにがんばってみよう」というスピリットがあれば大丈夫です。
お申し込みをいただきましたらスタッフからメールをさせていただきます。提出していただきたいものなどをお伝えします。提出期限までに書類を事務所までご郵送ください。
Step2 書類選考
いただいた書類をもとに書類選考をさせていただきます。提出を求める書類は,次のとおりです。
・履歴書
・職務経歴書
履歴書については,手書のものをお願いしています。手書の履歴書なんて作成するのがめんどくさいものです。申込者を単純に増やしたいなら手書の履歴書はやめるべきとアドバイスされることもあります。
ですが「手で書いてみる」というプロセスに個性はでてきます。履歴書ひとつでも伝わるものがあると考えているため手書にこだわっています。手書の履歴書すら億劫なら事務所での仕事はできないでしょう。そういうことなので手書の履歴書をお願いしています。いただいた書類については,選考後に返却いたします。
書類選考の結果については,書類が事務所に到達してから7日以内には書面にて回答させていただきます。7日を超えて回答がない場合には,事務所まで御連絡ください。
Step3 面接
書類選考を通過された方を対象に面接を実施します。面接の日時などについては,できるだけ柔軟に対応しますので遠慮なくお伝えください。
面接には,弁護士とスタッフが対応し,質問をいくつかさせていただいています。質問といっても知識の有無を問うようなものではありません。正解のない質問にどのように対処なさるかを伺いたいと考えています。 また面接と同時に適性検査(1時間半程度)を受けていただきます。適性検査については,法律事務所での仕事に対する適性を判断するさいの資料として利用させていただいています。事前の準備などは一切不要です。
採用基準としてもっとも重要視するのは,個人スキルよりも事務所の文化を共有していただけるかどうかです。いかに優秀な人であっても仕事は,チームワークのなかで成立しています。スタープレイヤーよりも周囲と協調して問題を解決できる能力です。
面接時においては,採用のミスマッチを防止するため仕事の難しさや大変さもお伝えしています。はっきりいって片手間でできるような仕事ではないです。なぜなら他人の人生に深く関わる仕事だからです。だからこそ「プロとして仕事をする」という覚悟が必要でしょう。
面接は,双方が相手のことを知るための機会です。一方的に事務所から質問するだけではもったいないです。面接を受けられる方からのご質問あるいはご希望にもできるだけ回答するようにしています。
例えば「子どもが小さいので勤務時間に配慮して欲しい」というご希望があった方には,採用後にご希望にそった対応をしています。
事務所の面接では,「これを言ったら有利になる不利になる」というものはありません。むしろありのままのご意見をいただけることが双方にとってベストなことだと考えています。
Step4 採用
面接から7日以内に合否についてお伝えします。合格された方は,試用期間を経ての勤務となります。試用期間中も社会保険などにはすべて加入しております。
具体的な勤務開始日については,できるだけご本人の意向を反映するようにしています。